伊豆の杣人舎(そまびとしゃ)新規ブランド / 事業創出コンサルティングと発表

3331 Arts Chiyodaなどを手掛け、リイノベーションまちづくりを牽引する清水 義次 (Yoshitsugu Shimizu)先生と、『熱海の奇跡』の著者である市来 広一郎 (Koichiro Ichiki)さんが仕掛ける、市民会議「ATAMI 2030会議」が、先日(2019年2月16日)に開催されました。「熱海の街で欲しい暮らしを作っていく」をテーマにしたその会議で、クリエイティブ思考協会でコンサルティングのお手伝いをした「一般社団法人 伊豆の杣人舎(いずのそまびとしゃ)」さまが、新規事業を発表しました。

 

熱海のMOA美術館(MOA MUSEUM OF ART)の能楽堂にて、熱海市長、副市長など蒼々たるメンバーを前に発表するというまさに檜舞台。

伊豆の杣人舎さまは、「森と人をひとつながりにする」をコンセプトに、きこり、フローリスト(フラワーデザイナー)、庭師、鍼灸師、調香師からなる多技能の森のスペシャリスト集団です。「森も、人も豊かになる。」という、皆が生き生きとし、森と1つになる未来をビジョンに据え、林業をはじめ、森空間事業や森の香り事業などを展開し、森と人が抱える課題の解決を目指しています。

今回、彼らが発表したのは、森に会える空間「森の入り口」です。

都会のオフィス空間に「熱海 / 伊豆の森を出現させてしまう」という、創造性を高めるオフィスグリーンを提案し、実際に会場のフロアの一部に実物の展示も行い、大好評でした。

伊豆の杣人舎さまとの御縁は、ATAMI 2030会議を主催する清水先生、市来さん両名が、弊社が「新規ブランド・事業」コンサルティングさせていただいた渡辺 ノリタカ (Noritaka Watanabe)さんの「熱海 恋愛デザイン事務所」の結果を覚えていてくださっており、ご紹介いただいたとのことでした。技能集団として、事業自体を形にすることはできるものの、事業の伝え方などに課題があることを伺ったので、その課題を解決するために、3日で4回、合計14時間の「新規ブランド / 事業創出」セッションを実施。無事に、「ATAMI 2030会議」の発表までに、先に挙げた組織のビジョン、ミッションを形づくることができました。

 

さて。気になる発表の結果ですが……・。

なんと! 副市長が実際に購入を検討する話の流れになるという盛り上がりをみせたほか、顧客となる市や企業の方からお問い合わせを複数件受ける結果となりました!

少しでも、伊豆の杣人舎さんのお役に立てたのかなと、ひと安心。今後の事業拡大を応援していきたいと思います!